2013-01-01から1年間の記事一覧

不安が大きくなった一年だったけれど....

今年もいろいろありました。 子供、若者、という将来を担う者たちとスポーツを通して触れ合う毎日で特に気になったのが、安倍政権のあまりに調子に乗りすぎた唯我独尊。この人は、子どもたちが大人になる将来、日本に何を残そうとしているのか、とても心配で…

PK負け二つ

小学4年生が参加した区大会の決勝トーナメント、残念ながら1-1からのPK戦で敗れてしまいました。キッカーの子供は緊張でガチガチ。普段では考えられないキックミスでGKにストップされてしまいました。 勝ち負けには深くこだわらない指導をしているのですが、…

W杯第一回予想2013/12/9

W杯組み合わせ、決まりました。やってますね、某国営放送ならびに民放各社で「ニッポンはどこまで行けるのか?」という実におめでたい予想(笑)。 なんでも、それらによるとグルーフリーグ突破は確実で、ベスト8も夢ではないとか(笑)。昨晩そういう夢を見てし…

魂を売った?

景気の回復。もっと羽振り良く暮らしたい。ただその欲だけに支えられて安倍政権は誕生し、金融緩和だかなんだか構造的なものをちょいと操作して、表向きのカネ回りは良くなったかのような錯覚を感じさせられています。 そんなムードに乗せられて、一部の輸出…

2006年の二の舞にならないように

日本代表、オランダに善戦、ベルギーに勝利です。「どれだけ手ひどくやられるか...」などと、不謹慎な予測をしていましたが、なかなか良い内容でしたね。点の取り方も、いままでにはあまりないような、きちんと連携で突破したものでした。 失礼ながら意外な…

目に余る少年の反則

私が指揮を執った小学4年生の試合。ゴールに向かって独走状態だった我がチームのエースが、ペナルティエリア直前、相手DFに後方から激しく押されて胸、肩からもんどりうって転倒。0-0の緊迫した場面で先制点となるはずのプレーを阻止されました。 倒された子…

U-17...やっばりね

U-17日本代表、結局ベスト16で敗退しました。 かつてないほど素晴らしいサッカーをしている。理想的なチームだ。U-17日本代表はどうしてあんなにいいチームなのですか...という質問をいろいろな方から随分とたくさん受けました。 私はこうこたえていました。…

チーム「ジャイアン」

先週の続きですが、今度はあまり笑えない話。 少年サッカー界では強豪で名をとどろかせているチーム。全国大会にも出場している「勝つためのサッカー」丸出しのチーム....何と我がチームと対戦することになりました。 勝つためならどんなことでも...というそ…

でた~お笑いのテッパン・パターン

いよいよ始まりました。お笑いネタの宝庫(笑)少年サッカー大会。 早速ネタありましたよ(笑)。4年生の試合前のチェック。「はい、みんな一列に並んで~」「スバイクチェックするからね~」「はい右足のウラ見せて~」「キミ、キミ、それ左足。見せるのは右足のウ…

貧攻ニッポン、たらい回しサッカーの実力

日本代表、セルビアに完敗です。 「W 杯予選ですでに敗退している相手にどうした?!」という声もあると思いますが、セルビアは旧ユーゴの中心をなした国で、もともと強豪国。ブラジルW杯予選では、今、世界で最も心境著しいベルギーと、これまたバルカンの強…

指導力いろいろ

我が港北FC、日曜日の敗戦で神奈川県リーグ2部降格が確定してしまいました。 昨シーズン後半、尻上がりに調子を上げて勢いで昇格してしまいましたが、考えてみれば2部でも3敗もしていたチーム。もともと昇格に相応しい「本物の力」は無かったのです。1部リー…

学力・教師、競技成績・コーチ

静岡の6年生の国語の成績が最下位だったとか。だから県知事は下位校の校長名を公表するというバカバカしい決定をしました。批判されると、一転、今度は上位校の校長名を公表したとのこと。こうした行為に、同県キョーイクイインカイは肯定的な姿勢だとか。 …

スポーツと暴力

今年1月に大阪市立桜宮高校バスケットボール部の顧問による暴行事件が発覚して以来、スポーツ界の暴力、体罰の実態が次々に明らかになりました。調査やアンケートが行われる度に、スポーツ指導で行われている暴力の事例が数多く報告され、日本のスポーツ界に…

勝ったけれど...

日本代表ガーナに快勝です。 それでも....Sジオさんではないけれど....ケチをつけたくなってしまいます(笑)。 まず、TVではガーナを「W杯べスト8の...」と何度も叫んでいましたが、2軍ですからね。エッシェンもギャンもボアテンクも来ていない。日本で言えば…

15分前にセンセイに追い出されちゃいました

ナイター練習で使う高校のグラウンド。利用開始15分前の18時45分。待機していた中学生のクラブ員ともども校門の外に追い出されました。開放担当の体育教師曰く「高校生の完全下校が19時なので、それまで校内に立ち入ってはだめ」 はぁ~? 三十年以上、いろい…

名采配、迷采配

プレミアリーグ・チェルシーにジョゼ・モウリーニョが戻ってきて、采配の妙を堪能させてもらっています。 この人のチームづくりには、きちんとしたブランと狙いがあり、一試合ごとの戦略がはっきりしていておもしろい。昨期チャンピオン・マンチェスターUと…

現実を知るということ

はだしのゲンの騒動、閲覧再開でひとまず落ち着きました。ただし、内容がどうこうという理由ではなく、自由閲覧禁止にした際の「手続き」に問題があったから、とのこと。ということは「見せるべきではない」という結論が間違いだったとは認めていないわけで…

すみません、一ヶ月もご無沙汰してしまいました。 ここのところ次に出す本の追い込みが大変で... プレミアの解説が始まると、なかなか落ち着いて本を書いていられないので...。本は9月に朝日新聞出版から新書ででます。それについてはまた詳しくお知らせしま…

勝ち負けいろいろ

自民党、圧勝しました。原発推進、国防軍設置、増税....でいいんですね、みなさん。後で文句言うのなしですよ。 まぁ経済立て直しが急務であることには異論はありませんが、それと引き替えにものすごく大きなものを引き渡したような気がします。「幸せの国」…

子どもは親の飾り物ではない

酷暑の日曜日。成人チームの試合をするたに訪れたスポーツ公園。 使用料を支払いに行くと、かたわらの空き地で親子がボールを蹴っています。子どもは3年生か4年生くらい。普段着です。かたや父親は上から下まで バッチリと決めたサッカー選手スタイル。胸に…

決勝トーナメントは逃したけれど....

少し前のことですが、小学生の地域大会を終えました。 私の担当した4年生は全18名。8人制の試合ですので、2チーム分プラスアルファの人数です。全員出場がポリシーですので、前半メンバーと後半メンバーに分けて半分ずつで出すなど、いろいろと試行錯誤して…

世界ランクは実力通り

メキシコ戦、またもや完敗でした。 香川、岡崎、序盤に好機がありましたが、やはり決め切れない(???の判定もありましたが)。逆にエルナンデス、一番小さいのにヘッドで2得点。入れるべきところではきちんと入れる。この差、とてもとても大きいですね。 日本…

勝負をわけるもの

イタリア戦、惜敗でした。4-3の激戦でイタリア勝利というと、私のような古いサッカーファンは70年メキシコW杯準決勝を思い出します。あの時の相手はドイツ。イタリア先制で1-0のまま終了と思われたタイムアップ寸前にドイツが同点。延長戦で取りつ取られつを…

理想と現実

ブラジル戦、長友選手が言うとおり「プロと中学生」という感じでしたね。香川選手が「何もできずにピッチに立っていただけ」と言っていましたが、残念ながらそれに近いものでした。 私は前々からずっと、日本がバスワーク、ポゼッションにこだわり、常に「自…

勝負するプレー

日本代表、W杯決めましたが、なんだか消化不良感のある試合でしたね。最終戦のイラク戦も。そのすっきりしない感の原因はやはり、シュートあるいは突破に対する積極性の希薄さでしょうね。バスは回るけれど....誰も勝負のプレーをしようとしない。足使ってジ…

大体あたりましたね(笑)

....ということで、予想通り1-1。 先制されて終盤にラッキーで追いつく、というもの予想通り。 ただし、クロスが直接ゴールすることと、PKで追いつくということまではさすがに想定外でした。こういうふうにネコも杓子もホームだ、ホームだ、勝たねば、勝たね…

オーストラリア戦予想

キックオフ直前の予想です。 「ホームでW杯出場決めたい」と騒ぎ立てられています。 「何が何でも勝って決めたい」という雰囲気が異常に盛り上がってます。勝ちたくて点が取りたくて、前かがりに責め立てる日本。 しかし、フィニッシュがまずく、なかなか点…

本当はまだ可愛い子どもだった....

先日、大会のPK戦で敗退した小学4年生の采配について書かせていただきました。 後日、改めて彼らの「晴れ舞台」の写真を見ました。日頃は、私の4年生のころよりはるかに上手で逞しく、しっかりした子どもたちだと認識しているのですが、改めてじっくりと写真…

雲と泥

イグランドプレミアリーグの名門・マンチェスターユナイテッドを26年間、率いてきた名将サー・アレックス・ファーガソン監督が今シーズン限りの勇退を表明しました。最後のホームゲームとなった5月12日のスウォンジー戦では、光栄なことに解説を担当させてい…

戦術の徹底

欧州チャンピオンズリーグ準決勝は、大方の予想を覆して2試合ともドイツ勢がスペインの二大クラブを下しました。 ビッグクラブとは言えないドルトムントは、年俸で何十倍もの差があるレアルに対して、労を惜しまない献身的な守備と、攻守の切り替えの早さ、…