2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

皆既日食

欧州チャンピオンズリーグ決勝、バルセロナのサッカーは見事でした。私も60年代後半からこの大会を見ていますが、攻守両面にわたってこれほど完成度の高いチームは見たことがありません。敗軍の将アレックス・ファーガソンも同様のコメントを発していました…

ウォーミングアップあれこれ

スタジアムで観戦する時に、もちろんゲームそのものが最も楽しみなのですが、各チームのウォーミングアップや試合中のコンディショニングのあれこれを見るのもなかなか面白いものです。 チーム戦術と同様、ウォーミングアップにも結構、流行り廃れがあるもの…

少年の指導

先日、とある少年サッカーの会合に出席しました。いくつか議題があった中、8人制の導入について議論されました。私は、「8人制は少年期の特性を考え、より多くのボールタッチを与えることで基礎技術の向上を推進しようとする日本サッカー協会の指針に基づい…

ナイター利用を巡る横浜市の対応

震災以来、市、県の施設でナイター照明を使ったスポーツ活動が中止されています。震災当初は被災地への配慮という心理的な要素も大きかったでしょう。しかし、復旧が進むと共に、それは節電の意義が中心になりました。 まだまだ被災地では大変な生活を強いら…

スポーツはよい子を育てるか

先日、NHK出版から連絡があり、拙著「スポーツはよい子を育てるか」が第8版に増刷されたとのことでした。 著者として大変、嬉しいことです。最初に原稿を書き、いくつかの出版社にかけあった時、「この内容では難しい」と何社かにお断りされました。その本が…

ウエストハム降格

先週末、マンチェスター・ユナイテッドがプレミアリーグ優勝を決めた陰で、名門ウエストハム・ユナイテッドが下部リーグへの降格が決まるという悲しい結末がありました(写真はウエストハムのホームスタジアム「アプトン・パーク」です) ウエストハムは数々の…

レジェンドを大切に

イングランドのフットボールを見ていていつも感心するのは、往年の名選手、いわゆるレジェンドをとても大切にするということ。自分のクラブに貢献してくれた元選手をいつまでも忘れず、功労者として記憶しています。 アーセナルvsマンUを実況した日も、スタ…

哲学の違いです

前回、「その差は何なんだ!!!」と問いかけましたが、答えはわかっているのです。人生というものに対する哲学の違いです。 日本の場合、仕事をして生活を成り立たせ、社会的役割を果たせば、後は後は食べて暮らせればいいという考え。余暇で遊ぶことや気晴ら…

この差は何んだ!!!

ロンドンから帰った翌日、ゴールデンウイークのまっただ中にチームの練習を行いましたが、私、何と1時間半の遅刻をしてしまいました。30年余の指導者生活ですが、記憶がある中で、これほど遅刻したことは初めてです。 道路が混むであろうことは十分予想をし…

マンU前進、アーセナル脱落

8日、アーセナルはストークシティに1-2で敗れ、僅かに残っていた逆転優勝の可能性がほぼ消滅しました。ストークはリーグでは10位と中位の成績ですが、来週のFAカップ決勝に駒を進めていることでメンタル面の充実が十分のチーム。諦めムード蔓延のアーセナル…

アーセナルvsマンチェスター・U

5月1日、アーセナルvsマンチェスターUの試合です。舞台はエミレイツスタジアム。6万人超の収容力を誇るスタジアム(日本で言えば埼玉スタジアムのレベル)を一つのクラブが専用保有しているのですからすごいですね。 前日、2位につけるチェルシーがスパーズを2…

チェルシーvsスパーズ

4月30日、首位マンチェスターUを追う2位チェルシーは、ホームスタジアムのスタンフォードブリッジにロンドンのライバル、スパーズを迎えました。チェルシーにとっては逆転優勝のために絶対に落とせない試合、一方のスパーズはリーグ4位以内に与えられる来期…

ロイヤルウエディング前日

ロンドン到着のその日、ロイヤルウエディングを翌日に控えた市内を散策しました。ロイヤルカップルが通る道路の周辺はさすがに祝賀ムードが一杯で ユニオンジャックが数多くはためいていましたが、バレードにかかわるエリア以外ではいたって落ち着いた様子で…