決勝トーナメントは逃したけれど....

 少し前のことですが、小学生の地域大会を終えました。
 私の担当した4年生は全18名。8人制の試合ですので、2チーム分プラスアルファの人数です。全員出場がポリシーですので、前半メンバーと後半メンバーに分けて半分ずつで出すなど、いろいろと試行錯誤しています。

 今回は一日2試合ずつありましたので、1試合目と2試合目にメンバーを完全に分けて、できるだけ全員を1試合フル出場させることを試みました。結果は無敗だったものの3引き分けがたたって残念ながら決勝トーナメント進出を逃してしまいました。
 しかし、1位、2位で決勝トーナメント進出を決めたチームを防戦一方に追い込む(結果は0-0、1-1でしたが...)など、十分に力が付いていることも確認できました。何よりも、全員がほぼまんべんなく出場しての結果、内容だったことは指導者として大変満足しています。
 1位になったチームと戦った最終戦、相手は既に決勝トーナメント進出を決定していて、負けても2位通過は確保されている状況。こちらは勝たねばトーナメント進出を逃す状況。攻めて攻めて圧倒したのですが、もう少しのところでシュートが入らない。相手チームは交代をせずにスタメン保持のまま逃げ切りに必死。相手父兄の中には「交代選手を出すと0-0で逃げ切れないかもしれないので、交代はすべきでない」と言う人がいたとか...。
 負けてもトーナメントに進出できることが決まっているのに、どうしても負けたくないから交代で出場てきなかった子がいる.....。へぇー凄いですね、そこまで勝ちこだわる...?!?!。出られなかった子はかわいそうですね。仮にその子が出たことでウチに負けたとしても、次のトーナメントは確約されていたのに.ねぇ...。
 我がチームの子どもたちは、決勝トーナメントを逃してしまいましたが、誰が出てもそれなりに戦える18人ということが確認できてよかったと思います。3引き分けのうち、どこかで1点取っていれば1位にもなれたのにね~。でも欲張りはやめましょう。18人みんながあれだけ力をつけてくれたことを、まず喜ぶべきだと思いました。