2022-12-01から1ヶ月間の記事一覧

追悼ペレ

ペレが亡くなりました。今のサッカーファンには「昔のスーパースター」ですが、我々の世代にとってはまさに神のような存在でした。 私が初めて映像でペレの勇姿を見たのは66年イングランドW杯の記録映画「ゴール」でした。中学1年生くらいの時に、旧サッカー…

「戦後」から「戦前」になった

W杯で大騒ぎしている傍らで、とんでもないことが進行していました。現在"世界第3位"の軍事力をさらに増強させましょうと。そして、その軍備の中で「敵基地攻撃」の武器もどんどん配備しましょうと。恐ろしいことです。 殴り合いになりそうなときに「こっちは…

W杯-10

決勝戦 タフな試合でした。取って取られて、引き離して追いついて...しかも要所でそれぞれのエースが決定的な仕事をする。まるで漫画の筋書きのよう。 W杯で勝つにはテクニック、フィジカルに優れた選手を高度なチーム戦術に徹するようまとめ上げるのが当た…

W杯-9

メッシ、メッシ、メッシですね。 他の一流選手の一試合の移動距離が軒並み1万~13000mのレベルなのに、彼のそれは、わずか7000m程度なのだとか。それでも、ひとたびボールが来れば、奪われないどころか、大抵はチームになにがしかの効果をもたらすプレーをす…

W杯-8

イングランド不運でした。 最初の失点シーン、シュートを打たれることを察知してしっかり体を寄せてブロックの体制に入っていました。十分にシュートコースは塞げていました。しかしボールは股間を通ってゴールへ。しかも「鮮やかに抜けた」というものでもな…

W杯-7

すごい試合でした。 まず、好守入れ替わりの場面、いわゆる「トランジッション」の状況における両チームの迫力がすごい。ブラジル、クロアチアどちらも、これでもか!!!とばかりに激しいプレスをかけ続けてボール奪取をするシーンがあるかと思うと、その激烈…

W杯-6

世界200カ国以上のFIFA加盟国の中から激戦を勝ち抜いた32カ国が参加できるW杯。そこでさらに半分のチームが敗退して迎えるベスト16からベスト8へのステージ。弱いチームなどあるはずもなく、多士済々が紙一重の差でひしめく世界です。 こうした戦いで勝負の…

W杯-5

ドイツ戦に続いて歴史的勝利です。 チーム全体の守護意識が高い集中力で統一されていたこと、そして、相手陣内で「いい形」でボール奪取したときにスイッチオンされる攻撃を支えた大胆なチャレンジ精神が勝因です。中でも、前田、伊藤、三苫の三選手の貢献度…