2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

心理という難題

2月20日のプレミアリーグ、素晴らしい守備とタイミングの良い球離れでマンチェスターUを3-1と攻略し、18歳のロドウェル、20歳のゴスリングが得点するという嬉しい成果も手にしたエパートン。その好調そのままにヨーロッパリーグも快勝と思いきや、25日には一…

国母選手問題のその後(メディアの姿勢)

服装やメディアへの受け答えで騒動を起こした国母選手に対して、一時、擁護論的な報道が相次ぎました。それらには主に二つの流れがありました。一つは、難病に苦しむ友人への募金活動などに奔走した国母選手を取り上げ「ああいう態度を示したけれど、実はい…

アーセナルの失点とレフェリング

欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1レグで、イングランドのアーセナルがポルトガルのポルトに1-2で敗れました。ポルトの決勝点は素速くリスタートした間接FKからでしたが、このFKの判定そのものと、FKが蹴られた時のレフェリーの立ち位置は不審…

国母選手の問題

冬季五輪スノボー代表・国母和宏選手の服装問題にまつわる行動が取り沙汰されました。本人がかねてから語っているとされる話を総合すると、そもそもスノボー自体が既製の伝統的な概念に対抗するライフスタイルを持っていること、また、国母選手自身が周囲が…

港北FCと日本代表と韓国代表

私が率いる神奈川県リーグ2部のチーム「港北FC」は14日、社会人選手権決勝トーナメントで0-1と敗退してしまいました。相手は格上1部リーグのチーム。中盤で組織的なゾーンディフェンスを行い、相手が「仕掛け」のパスを入れてきたところを絡め取ってカウンタ…

東アジア選手権・日本vs香港

2月の夜の雨、とても寒かったですが、試合の内容もとても寒かったです。オシム監督以来、「人もボールも動くサッカー」が実践されているようですが、確かに人とボールは動いているものの、対戦相手が怖がる場所になかなか人とボールが動いていかない。一番、…

フットボールスビリットについて

タイトルに「フットボールスピリット」としたのは、常にフットボールに求められた精神を忘れずにいたいという私の信条があるからです。 1863年、イングランドで設立されたThe Football Association(The FA)は、それまで学校ごと、地域ごとに異なっていたフッ…

朝青龍とJ・テリー

朝青龍が引退しました。横綱の解雇という前代未聞の汚点を残すより、自ら身を引いたという形式にしたほうが万事、収まりがよいという判断でしょう。 これまで数々の不祥事を起こし、その度に「品格」を問われていた朝青龍ですが、相撲協会は毅然とした態度が…