2014-01-01から1年間の記事一覧
クラブの中学生の部のセレクションを実施しました。 毎回、頭を悩ませることがあります。定員以上の申込みをいただくので、どうしても「不合格」にせざるを得ない子がでてきます。せっかく我がクラブへの入部を希望してくれているのに、12歳の子どもに門前払…
サッカー指導の現場で最近、毎週のように「プレミアの解説しなくなったのですか」と聞かれます。先日、出向いた講演先でも、「毎週、楽しみにしていたのに、永井さんの解説が聞けなくて何だか物足りないですよ」と声を掛けて下さった方がいました。先週には…
週末のサッカー....まず小学3年生の地元大会。ちびっこたちは大健闘してかなりいい展開。何度も押し込んでシュートするものの、なかなか得点が入らない。惜しい、惜しいの連続...。 数少ない相手の反撃がCKに。いやな予感が的中。ゴール前の混戦で失点!!!!プ…
先日「最近の学校事情」を紹介するTV番組を見て驚きました。 体育の授業でリレーをするとき、バトンがリング状!!!!になっているのです。そう、あの筒状のバトンではなく、子どもたちは、まあるいリングを持って走るのです!!!なんで~??? 「落とさないように」…
先日、とある式典に出席したときのこと。 参加者全員が起立して壇上の来賓が祝辞を述べている時....鳴りました、携帯の着信音。 「こんなときに誰だアホ」と思って音の方を見ると、いたいた、あわてて携帯を取り出すヤツ。よくありがちな「若者」ではなかっ…
地元の少年サッカーでの一コマ。私が副審を務めた3.4年生の部の試合でのことです。 一方のチームは監督の大声の指示に従い、DFの最終ラインを積極的に上げています。中盤をコンパクトにしてボールを奪え、という指示のようです。「へ~え9歳、10歳にそんなこ…
国立競技場の改修にともない、天皇杯決勝が横浜・日産スタジアムで開催されるとのことになりました。このことで神奈川県サッカー協会は相当、色めき立っているようです。 せっかくお膝元でビッグイベントが開催されるのだから、恥ずかしい運営内容では日本サ…
高校野球にタイブレーク制を導入するか否かが議論されています。互いに譲らずに延長が続いた試合で、ある時点から無条件でランナーを置いて得点が入りやすくして、勝敗の決着をつけやすいようにしようとする方法です。絶対的なエース投手が連投するケースが…
PL学園野球部監督の受任者が不在で、野球部の存続自体が難しい状態になり、新入生の受け入れを中止することなったと報道されています。PL学園は高校野球の強豪校で、多くのプロ選手を輩出しています。しかし前近代的な封建体質が色濃く残っていることもよく…
ACミランの本田選手、見事FKを決めました。「オレが蹴る」とシャシャリ出てくるチームメイトと言い争い、もみ合う場面もありましたが決して譲らず、ゴール左隅に鮮やかな弾道を披露しました。 まず、自分の技術に絶対的な自信がなければできることではありま…
御嶽山の噴火では未だ安否不明の方々がいて、ご親族、関係者の心中を思うと何ともいたたまれない気持ちになります。そんな中、メディアの取材攻勢は遠慮なくご親族、関係者の心の中に土足でズカズカと踏み込んでいきます。 知り合いから伝え聞いたのですが、…
プレミアリーグは大変なことになっています。 マンチェスターUが今季昇格したレスターに5点も取られて負け。リバプールもウエストハムに3点取られて負け、エバートンもクリスタルパレスに3点取られて負け、スバーズも下位ウエストブロムに負けと、上位候補が…
なでしこジャバン、中国と引き分けました。 沢、大義見、近賀、大野、熊谷、宇津木ら、おなじみの経験豊富な選手を外してのチーム構成。さらには、ボゼッション重視から、タテへの意識をより強めた戦い方が導入されていました。 一世を風靡した細かくパスを…
プレミアリーグ・マンチェスターUの迷走は続いています。ファンハール監督がこだわる3-5-2がどうもしっくりいっていないようです。選手たちは「動き方」に気を捕らわれるあまりに、普通のバスさえ何かギクシャクした感じに.なっています...。対戦相手は「迷…
プレミアリーグ、優勝候補たちが早くもつまづいています。マンチェスター・シティはストークにホームで0-1で敗戦。マンチェスター・ユナイテッドは昇格組のバーンリーと0-0で引き分け三戦して未だ勝ちなし。アーセナルはこれまた昇格組のレスターと1-1の引き…
先週末、プレミアリーグ・チェルシーvsレスターの解説をさせていただきました。今年昇格したばかりのレスターは、優勝大本命チームの敵地に乗り込んでも果敢に攻めて大健闘。負けはしましたが、レスターの評価は高まったと思います。 それにしてもチェルシー…
プレミア リーグが開幕しました。いきなりマンチェスターUがスウォンジーにホームで敗戦というショッキングな幕開け!!。 昨年、偉大なるファーガソンの後を継いだモイーズのチームマネジメントが度を超した(笑)期待はずれに終わったために、戦略家としての評…
アギーレ新監督を迎えるにあたり、一体これからどんなスタイルが築かれるのか、とかまびすしい日本サッカー界。メディアでは盛んに「日本的」という言葉が取り沙汰されています。 ポゼッションだ、ショートカウンターだ、プレスだリトリートだ、などと「きっ…
もうW杯など遠い昔のことのようですが、先日、日本サッカー協会から今回のW杯の敗因分析が発表されました。敗因の一つは試合運びのつたなさ、もう一つはコンディション調整の失敗だそうです。 もう何十回も言ったり書いたりしていますが、一つ前の南アフリカ…
日本代表の監督がアギーレ氏に決まり、「きっと今度は....」という期待とともに、早くも「この4年間の失敗」はなかったこと、になっています。 それにしても、原理事を筆頭に、日本代表の強化にかかわってきた人々の「失敗がなかったかのような顔」には呆れ…
W杯が終わって間もなく一週間。もう何事もなかったかのような日々か続いていますが、とても気になることが一つ。プレーした選手をはじめ関係者、あるいはコメンテーターとして外野から評論する元~といった類の人たちの発言です。 まずいくつか反省、批評が語…
ドイツが優勝しました。アルゼンチン優勝と予想していましたが、見事に外れました。 アルゼンチンは決定機が数回ありましたが、いずれもイグアイン、パラシオらシューターが痛すぎるミス。GKノイヤーの威圧感があったのでしょうが、決めるべき時に決めておか…
一撃必殺の技を持つ剣豪どうしが、じりじりと睨み合うような試合でした。お互いに相手を斬る術を持ってはいるのだけれど、それを繰り出した瞬間に返し技で仕留められるかもしれないという怖さも知っている。斬りかかった時に最も防御しにくい隙が生まれる...…
ドイツの勝利は予想通り。セットプレーによる先制点も予想通り。全部このブログに書いておけばよかったのですが、周囲の人々にずっと「ブラジルはドイツにやられるよ。セットプレーで決まるよ」と言い続けてきたので、何だか書いた気になってしまっていたの…
W杯は4強が出そろいました。いずれも上手くて賢くて強い。この4チームと日本とのレベルの差があまりに大きいことを再確認して、何か絶望感に近いものを感じます。仮にこの決勝トーナメントの試合を前もって観られるようなドラエモン的超能力があったとしたら…
W杯に世間の目が向いている間に集団的自衛権行使容認の閣議決定を強行してしまいました。 自分への攻撃でなくても「味方」の国が攻撃されたら守るために駆けつける、味方がやられているのを黙って見過ごさず、こちらも血を流して闘う!!!....一見、勇ましくて…
ベスト8出そろいました。正直にいって、日本が太刀打ちできるレベルではないですね。日本が「強み」だとしている「組織的で団結力がある」なんて当たり前。今さら言うまでもないという感じ。上手くて、強くて、走れる選手が死にものぐるいで頑張っている。だ…
W杯は決勝トーナメントに入り、面白い試合の目白押しです。一流選手が繰り広げる死闘を見ていると「これでは仮に日本が勝ち進んでいたとしてもやはりダメだったな」と感じてしまいます。 ブラジルにPK戦で敗れたチリ、素晴らしかったですね。延長後半、試合…
コロンビア戦、攻撃的に、攻撃的にと、何が何でも攻めりゃいいと言っていると「バッチリとそのカウンターのワナにはめられてしまいそうです」と二回前に書きましたが、その通りになりました。当初は善戦して引き分けではないかとしていたものの、もしかした…
さてさて、最後こそ自分たちの「攻撃的」なサッカーを....とメディアは空虚な期待を盛り上げています。なんでもコロンビアは守備が弱いから日本のサイド攻撃が生きる!!とのこと...。へぇーそうですか。 コートジボアール、個人プレーに走りがちで祖織力では…