PK負け二つ

 小学4年生が参加した区大会の決勝トーナメント、残念ながら1-1からのPK戦で敗れてしまいました。キッカーの子供は緊張でガチガチ。普段では考えられないキックミスでGKにストップされてしまいました。

 勝ち負けには深くこだわらない指導をしているのですが、やはり勝ち進んでしまうと子どもたちが勝手に(笑)入れ込んでしまいます。「君たちがカズ選手みたいに40歳までサッカーをするなら、あと30年!!!もサッカーをするんだよ。その中で、4年生の時の秋の大会の一つの試合など、ほんの少しのこと。勝つか負けるか二つに一つだけれど、どっちにしても、それで君たちのサッカー人生がどうなるわけでもないから」と言い聞かせていましたが....効果なし(笑)でした。指導力不足(笑)。
 これで市の大会の決勝トーナメントに続いてPK戦は2連敗。ガラスのハート(笑)はもっと鍛えてあげなければいけませんね!!。
 それにしても、残念なことは、試合に出してあげられなかったメンバーがいたこと。18人在籍に対して15分ハーフ1試合のみ。負ければ終わりの状況。1-1の均衡した展開だったので、ついに交代出場もかなわなかった子が数名、出てしまいました。 
 勝てば次週、準決勝と決勝あるいは3位決定戦があるので、必ず2試合が確保できます。ですから、何とか駒を進めて全員にベスト4以上の緊迫感を体験してほしかった...。そのためにここだけは何とか踏ん張って...と思ったのですが、裏目に出てしまいました。その点では、指導者としはとても後味の悪い采配になってしまいました。

 さて、子どもたちの試合が終わってから急いで寒川へ移動。今度は夕方からトップチームの試合です。レギュラークラスの欠場が多く、メンバーのやりくりに非常に苦労した試合。ところが慣れないポジションに置かれたり、普段、出場機会が少なかったメンバーが奮起、格上の相手に堂々たる試合をして1-0とリード。しかし終了6分前に凡ミスで追いつかれてこちらもPK戦に。
 キックはまったく問題なく十分なスピードでゴールのスミに飛んだのですが、相手GKが神懸かり的セーブで2本を弾き出してしまいました。これはGKに脱帽するしかない結果。かくして半日のうちにPK負けを二つ味わってしまいました。多分、人生初(笑)。
 やれやれ、今日はついていない日だった、これも「普段の行い」が悪いことの神様の戒めだと反省し、今度は寒川から東京・お台場に移動して深夜1時からプレミアリーグの解説。こちらはリバプールが胸のすくような攻撃を見せてくれて快勝、最後に面白い試合を観られて救われました。
 午前5時帰宅。PK負けを二つ続けて経験した長~い一日が終わりました。