2010-01-01から1年間の記事一覧
お久しぶりでした。W杯が終わって少し気が抜けてしまいました。 前回、W杯直後に予想した日本代表に対するネガティブ評価、まだ目立ちませんね。「守備的なシフトなんて結果が出たとしてもダメだ」という話がもっと出てくると予想したのですが---。 多分、あ…
3位決定戦、ドイツも見事でしたがウルグァイの奮闘も印象的でした。大会前は決して評価が高いチームではありませんでしたが、自分たちの戦力に見合った戦い方を貫きました。その意味では日本代表に通じるものがあったと思います。大会MVPになったフォルラン…
ウルグァイは攻守の主力を欠きながら大健闘したと思います。総合力では明らかにオランダが上。しかし、わずかな隙を見つけては惜しみなく走って相手DFの背後をつく動きをしようと努力していました。終始攻勢をとったオランダでしたが、一時でも気を抜いたら…
オランダvsウルグァイは74年西ドイツ(当時)大会の思い出が強烈です。トータルフットボールと呼ばれた当時の最先端のサッカーをひっさげて登場したオランダが、グルーブリーグ初戦で対戦したのがウルグァイでした。オランダがダークホースという下馬評はあり…
ブラジルは自滅しましたね。前半を見る限りオランダに勝ち目なしと思いましたが。1-2と逆転されてからのフェリペ・メロの退場は大打撃でした。相手を悪意で踏みつける危険行為は文句なしのレッド。一人の自制心の弱さが、4年越しのチームの努力を全て台無し…
残念でした!!!0-0のまま延長でも決着が付かずPK戦へ、という予想は大当たりでした。予想では「後はサッカーの神様に委ねて」と書いていました。なぜ、あの時、PKの勝ち負けを予想しなかったかというと、実はいやな予感がしていたからです。神様は「君たちの…
グルーブリーグで統制のとれたプレーを披露し、評価が高かったチリが決勝トーナメント1回戦でブラジルに0-3で敗れました。優勝候補最右翼のサッカー大国を相手に、臆することなく果敢に攻めて出たチリの姿勢は勇敢でした。しかし、南米予選でも同じようにブ…
決勝トーナメント1回戦、イングランドはドイツに完敗しました。エジルのテクニックとミュラーの得点感覚を最大に引き出したドイツの洗練された組織力は見事でした。それに引き替え、イングランドの選手のコンディションの悪さは目を覆うばかりでした。日本と…
ブラジルvsボルトガルは期待はずれの内容でした。ともに高度なテクニックを持つ国同士の試合でしたが、披露されたのはタイトな守備ばかり。ともに無理に勝つ必要がない試合を攻め合って進めてくれたことはよかったですが、とても「面白かった」とは言えない…
予想した通りの勝利でした。終盤に1点を追加するという予想も的中。ただしスコアは2-0でなくて3-1。こういう「外れ」は嬉しいですね。オランダ3勝で1位、日本2勝1敗で2位、デンマーク1勝2敗で3位、カメルーン3敗で4位という順位は予想通り。スコアに多少の違…
イングランドが苦しんだ末にスロベニアに勝ち、決勝トーナメント進出を決めました。スコアは1-0でしたが、絶対に入っていたでしょう!!!というシュートがジェラードに1本、ルーニーに1本、デフォーに1本。それにCKに合わせたテリーのヘディング。そのどれかが…
イングランドは決勝トーナメントでアルゼンチンのブロックに入りましたが、アルゼンチンの前に一回戦でドイツと対戦することになってしまいました。イングランド対ドイツは因縁の対決です。 1966年、イングランドが自国開催で初優勝した時の決勝戦の相手が西…
オランダ戦、スコアこそ予想と1点違う0-1でしたが、残念ながら試合結果は予想通りの敗戦となってしまいました。それでも、守備意識を統一した戦い方は見事だったと思います。相手はどうあれ自分たちのサッカーを貫く、という姿勢は確かに潔い印象を与えるけ…
日本がカメルーンに勝ちオランダに負け、デンマークがオランダに負けカメルーンに勝つ。カメルーンは二戦を終えて早々とグループリーグ敗退決定、日本vsデンマークのどちらかが決勝トーナメント進出というところまではズバリ予想通りでした。唯一予想が外れ…
韓国がどこまでアルゼンチンを脅かせるかと期待しましたが、やはり攻撃力の差はいかんともしがたいものがありました。マラドーナ監督はメッシ、テベス、イグアイン、アグエロ、ミリートの中から3人を選べばいいのですから、選択基準の高さはとてつもないレベ…
スペイン、やってしまいましたね。ボールポゼッション80%対20%とという圧倒的な技術の差。しかし試合は0-1の負け。どんな時でも、きちんとパスをつないでペナルティエリアの周辺まで行ってからでないと勝負のプレーをしかけないスペイン。だからスイスは常に…
日本、勝ちましたね。私の予想通り1-0。得点はセットプレー絡みと予想していましたが、流れの中から、しかも、狙い通りサイドからのクロスで挙げた得点ということで、岡田采配、見事です。よく「日本らしいサッカー」などといわれている、短くパスをつないで…
開幕戦、南アフリカは序盤の劣勢の時間帯をよく耐えて失点しなかったことがメキシコと1-1の引き分けにつながりました。ウルグァイも相手が優位な時間帯に耐え切ったことが強豪フランスと0-0で引き分けた要因だったと思います。90分の中にある自分の時間と相…
日本とデンマークが互いに1勝1敗で決勝トーナメント進出をかけて闘うことになると予想します。引き分けの場合、得失点差でデンマークが勝るので、日本は勝たねばならない闘いになります。デンマークは最低でも引き分けでいいですから、お得意の堅守速攻を狙…
日本が カメルーンと試合をする6月14日にオランダvsデンマークが行われています。オランダはデンマークの組織されたディフェンスに攻めあぐむこともあるでしょうが、2-0で勝っていると思われます。だめ押しの2点目は後半35~40分くらいと予想しています。 こ…
W杯の開幕が近づきました。多くの方のご要望に応えて(笑)、日本代表の試合について大胆予想をしておきましょう。 6月14日のカメルーン戦は苦戦は免れませんが勝利が期待できます。カメルーンをはじめ現在のアフリカの強国は、以前の自由奔放なプレーとは異な…
6月4日のコードジボアール戦は0-2の完敗でした。各メディアはフィジカルの差を強調しました。もちろん、体格、体力(特に筋力)の差は随分あったと思います。ボールを巡る競り合いで、日本選手は苦労しました。しかし、敗戦の原因はそれだけではありません。 …
30日のイングランド戦(1-2で敗戦)で喫した日本代表の2失点は、いずれもサイドからのクロスをオウンゴールしたものでした。その二つとも、日本のDFが戻り切る前のタイミング、つまり、自陣ゴールに向かって走っている状態の時に、非常にスピードのあるボール…
5月24日の韓国戦は、まったくいいところなく0-2の敗戦でした。まずは先制点を奪ったパク・チソン選手の突破力には脱帽です。激しくタフなプレーが日常であるプレミアリーグで活躍しているからでしょう、彼にとっては日本選手のタックルやチャージなど眼中に…
欧州チャンピオンズリーグはインテルが2-0でバイエルンを下し王座を獲得しました。インテルの2得点はいずれもミリートが挙げたものでした。 1点目はGKのフィードをミリートが競り合う場面から始まります。ミリートはヘッドでボールをスナイデルに落とすと、…
W杯を控えて各国代表選手が発表されています。日本と同様、誰を選んで誰を落とすかという事に関して、さまざま議論がかわされています。特にブラジルでは、ドゥンガ監督の選考に非難が集中しているようです。ドゥンガ監督は徹底したリアリストです。W杯で勝…
5月11日、W杯に向けた日本代表23名が発表されました。岡田監督はかねがね、メンバーは必ずしも優秀な順に11人を並べるわけではない、と公言しています。まずチームづくりのコンセブトがあり、そのチームとしての機能を考えて適材適所に人材を当てはめていく…
前回のエントリーから随分と時間かあいてしまいました。その間、いろいろな試合があり、印象に残るシーンも多くありました。 最も印象的だったのは、チャンビオンズリーグのバルサvsインテルです。第一戦で1-3リードされたバルサがホームでインテルをいかに…
チャンビオンズリーグ準決勝インテルvsバルサは3-1と意外な大差でインテルが勝利しました。この試合で私が注目したのは、サイドからのクロスです。バルサの先制点を皮切りに、インテル追撃の1点目、勝ち越しの2点目、突き放した3点目とも、サイドからの長短…
4月18日に解説担当したプレミアリーグはウィガンvsアーセナル。ウィガンは残り4試合で降格圏内スレスレの位置。何としても勝ち点をもぎ取って息をつきたいところ。方やアーセナルは、ベンゲル監督が一度は優勝を諦める発言をしたものの、チェルシーとマンチ…