いろいろなハズレ

 さてさて、最後こそ自分たちの「攻撃的」なサッカーを....とメディアは空虚な期待を盛り上げています。なんでもコロンビアは守備が弱いから日本のサイド攻撃が生きる!!とのこと...。へぇーそうですか。
 コートジボアール、個人プレーに走りがちで祖織力では日本に大きく劣るはずでしたよね。あのアーリークロスにドンピシャで合わせるプレー、自分勝手なプレーで「たまたま」生まれたんですかね、しかも2点も同じ形で(笑)。さらにコードジボアールは後半は足が止まって動きが落ちるはずじゃなかったですか???動きが落ちて足が止まって、2点取られたのどっちのチームですか?
 各局ともコードジボアールやギリシャやコロンビアまで取材に行ってムダな「現地情報」の収集に莫大なお金を使って、普段、海外のサッカーを分析も研究もしていない元~みたいな日本語もまともにしゃべれない解説者の的外れな予想を垂れ流して....それで今度はコロンビアは守備が弱いから点を取って勝てる、などといっても誰も信じないでしょう。
 さて、強豪国と言われるオランダ、ドイツ、フランス、アルゼンチンらの強さはさすがですが、メキシコ、チリ、コスタリカアルジェリア、ガーナなど、二番手、三番手クラスと思われていたチームもすごいですね。日本がいくら組織力が高い、パスが得意だといっても、そんなことはW杯レベルでは当たり前じゃん...とでも言うが如く、極めてレベルの高い試合内容を見せてくれます。何と言っても、チャンスをつかんだから絶対にモノにするという攻撃の鋭さがすごい。ここが日本とは決定的に違う。

 日本は...といえば、今、一番決定力が高く、一番得点を取っている実績がある「切り札」の大久保が、決定機でゴールエリアからボーンと空高くシュート浮かしてしまうのですから...。それが現実。
 さて、大きく期待を裏切っているのはお隣の韓国も同じ。アルジェリア戦、バタバタと失点を続ける韓国に、昔、私たちが恐れていた韓国のイメージはありませんでした。70年代は軍隊のチームに所属する選手が中心だったけどな~。みんな角刈りで無表情で怖かったな~。今の韓国代表は、まるでK-POPか韓流スターみたいで、みんなイケメンになっちゃった。ハートもカラダもとてつもなく強い!!!というのが韓国だったのに...何か悪い意味で「日本化」しちゃったなぁ~。