なでしこ白星発進

 なでしこジャパン難しい緒戦を制しました。
 前半の半ばまでは体格に勝る相手のプレスとタテ、タテにボールを入れて走り込んでくる戦法に手を焼きましたが、相手の勢いが一段落してからは、得意のパスワークが生きてきました。
 1対1では体重とウエスト周りが倍くらいありそうな(笑)相手にことごとくつぶされていた川澄選手が、タイミングよく走り込んで先制点を挙げました。小柄な宮間選手が大柄なカナダ選手が殺到するゴール前の競り合いでピンポイントの落下点を逃さず、ヘッドで追加点。いずれの得点も90分を終始、力づくだけで抑え込むのは無理、という証。
 テトマッチでは体格、体力、走力で後手を取り、あまりいいところがなかった選手たちでしたが、さすがに上手く調整しましたね。体のキレなどは、本番を迎えて見違えるように良くなっていました。大きな相手とぶつかり合うことで体力の消耗は割り増しになると思いますが、第二戦以降も頑張ってもらいたいものです。