五輪予選vsクウェート

 ホームで3-1の後、灼熱のアウェイで1-2、合計4-3で最終予選進出が決まりました。
 全体的にはよい戦い方をしたと思います。ホームで痛恨の失点の原因をつくった選手が、今度は相手を慌てさせる貴重なアウェイゴールを挙げるあたり、なかなか見せてくれました。願わくば、前かがりになってきた相手に繰り出した数回の鋭いカウンターを決め切ってほしかった。決定機が2~3回ありましたからね。
 まぁそれにしても、相変わらず中東勢はセコイ。彼らがピッチに倒れた全てのプレーの中で、本当に全力の踏ん張りが利かずにバランスを崩したものがどれだけあったでしょう? 試合開始すぐにあったシミュレーションを皮切りに、本当にすれ違っただけ、こすれただけでバタバタ倒れる、倒れる、倒れる。
 日本の最初の失点はセットブレーからでしたが、そのきっかけとなったファウルも???????というもの。2失点目のPKの場面も、日本のDFがキックするところに割り込んできて自らひっかかったようなもの。今や、そうしたセコさにも慣れっこになりましたが、見ていて気分が悪いですね。
 したたかさ、老かいさ、ずるがしこさ....。ずっと言われている彼らの武器です。日本のサッカーもそれらの前に随分と悔しい思いをされられてきました。でも、やっばり正当な方法で強化しなければだめですよ。当たっていないのに倒れたり、FKを違うポイントから早く蹴ったり、そんなことばかりして世界に出ようとしても、限界がある。だからいつもアジアで終わりなのだよクウェート