2017年スポーツ大賞

 永井が勝手に制定した今年のスポーツ大賞の発表です(笑)。
 サッカーはロシアW杯出場を決めたものの、国内組だけで組んだ試合はボロボロ。海外組を加えても本番で勝利どころか勝ち点が取れるかどうか危うい状態。バスケットボールは相変わらず世界との差は縮まらず、バレーボールも日本中心の運営をしているにもかかわらず、いまいち上位に食い込めない。日本で一番、運動能力の高い素材を集めている野球も、未だアメリカには及ばず、WBCでは3位。...チームスポーツ辛いですね。

 そんな中、活躍してますよ個人種目。しかも世界を相手に堂々と戦っているのはみーんな若い選手。いわゆる「ゆとり世代」です。

 ゆとり世代とは、詰め込み教育の弊害を改善しようと、余裕のある学び方が導入された世代。具体的には1987年生まれから2004年生まれの人たち。ゆとりが甘さにつながり、厳しさが足りないとか、気が利かないとか、マイペース過ぎるとか、学力が足りないとか、散々、批判されている世代。何かにつけて「あ~あ、ゆとり世代だからね...」と上の世代からは厄介者扱いされることもしばしば。
 
 しかし見よ!!!この輝かしいゆとり世代の面々を。
 テニスの錦織圭(1989年生れ)、ゴルフの松山英樹(1992年生れ)、とこのあたりは序の口。1994年生まれはスキージャンプで高梨沙羅と切磋琢磨している伊藤有紀、1995年生まれは陸上100mの桐生祥秀、1996年生まれは体操の白井健三高梨沙羅、1997年生まれは柔道の安倍一二三、フィギュアスケート宇野昌磨、バドミントンの山口茜と続きます。






 

 



 2000年代になるとすごいですよ。2000年生まれは卓球の伊藤美馬、平野美宇の最強コンビ。水泳の池江璃花子、柔道・安倍一二三の妹・安倍詩も同じ年の生まれです。
 そしてチョレイでおなじみの卓球・張本智和にいたっては2003年生まれ。私にしてみれば、ついこの前(笑)。
 ゆとり教育は少なくとも個人種目のスポーツにはよい制度だったようですね(笑)。今年は、この世界に誇るゆとり世代のアスリートに2017年スポーツ大賞を贈呈します!!!