先日、とある企画の取材で横浜FCを訪れました。グラウンドに向かうと、ちょうど練習が終わり選手が引き上げてきていました。すると、何とも得体の知れない輝くオーラが近づいてくるのを感じました。そう、カズ選手が歩いてきたのです。
にこやかにファンと握手をし、サインに応じ、写真撮影に収まります。その姿にああ、とため息が出てしまいました。
かっこいい。すごくかっこいい。文句なしにかっこいい。ちょっと他に比べようもないくらいのかっこよさ。自分が女性だったら思わず飛びついてしまうかもしれないほどのかっこよさ。
何がかっこいいって、もう、その立ち姿だけでも絵になる。体全体が立っているだけで惚れ惚れするような美しさなのです。へたなイケメンタレントや映画スターなど足元にも及ばない、鍛えられたオトコのナチュラルな色気。いや~参りました
40台になってなお、自分の肉体を鍛えるということに最大の努力をしつ続ける人が発する輝き。それはピタリとしたユニフォームの端々から漏れ出てきます。鋼のように鍛えられた体が無言のメッセージを発しているようでした。でもカズ本人はそれを誇示するわけではなく、静かに穏やかに振る舞い、溢れる笑顔でファンと向き合っています。ホンモノ中のホンモノのかっこよさです。
ああ、やはりオトコは体を鍛えてナンボだな、と改めて思いました。ダブつく腹、息切れする胸、もつれる足、簡単に妥協する弱い心.....カズとは対極にあるこれらの状態に落ちていかないよう、自分なりにあらためて鍛え直そうと決意した一日でした。
あ~それにしてもかっこいいぞカズ。
