優秀な人材の仕事

 先日、法務局なるお堅いお役所に行ってきました。港北FCはNPO法人なので、規定により登記等、法務局に書類を提出しなければらない事項があります。
 ご存じの通り、わざと?わかり難い言葉を羅列することにかけては最上級の位置のさらに上座に鎮座する法務の世界!!!素人がなんやらチンプンカンプン...となるのは必然。そのためか、相談窓口なるものがあって、懇切丁寧に説明してくれることになっています。
 さて、その相談窓口に行くと、その日の担当者はいいトシのオバちゃん(あっ、これってセクハラ表現でしょうか?)。「ハイハイ、何が知りたいの、何でも聞いて、何でも応えるから」と(言っているように見えただけです)構えています。
 一通り知りたいことをつけると、始まりました。マシンガンのような説明が。次から次へと飛んでくる言葉の弾丸。ダダダダダ~ン。

 「これはこうだから、このいう用紙にこう書いて、そんでもって、こればやっちゃだめ、なぜならああだから、こうだから....」
 「ちょっ、ちょっと待って下さい。ではあの~、これは、どっちですか?」
 「だからね。それは、あああだから、こうだから、こうしないといけないの、わかる? こうなってこうなるわけ、そして、それが揃ったら今度はこっち。今度はこうだからまちがえちゃだめよ!!!」
 「ああ....その....つまり.....」
 「はい、これが書き方の見本、さっきいったのはここね、それとここ、これを書いて、つぎにあれを書いて、それからここは今回は必要ないから書かなくてよくてと,,,,はい、はい、はい」,
 目の前に書類見本に次々にマルやバツを記入してくれるのはいいのですが、やたらにマルとバツとアンダーラインをつけていくから、聞いているうちにどの印がOKでどの印がNGだか全然わかんなくなつちゃった(笑)。
 あ~あ。きっとこのオバチャン、世間的には頭がいいということになっているんだろうな~。立派な役所に勤めて難解な法的手続きを一時の淀みもなくしゃべることができるんだから。でもさぁ、少なくとも利用者に対してはほとんど仕事をしていないも同然ですよ。全然、理解できないもん。
 案の定、言われたとおりに(と思って)書いていった書類はNGで書き直し。計3度通って受理されました。多分、そういうことになるだろうと心構えをしていたからいいですが、あまり効率の良い生産的な話ではないですよね。