恒例のW杯予想-1

 いよいよ始まりますねW杯。そこで恒例(?)の日本代表の勝敗予想をしましょう。なにせ前回の南アフリカ大会では、カメルーン戦の勝利、オランダ戦の敗戦、デンマーク戦のカウンター駆使による勝利をズバリ当ててしまいましたからね(自慢)。今回もある程度、当てないと、前回のはマグレだったと言われてしまいます(笑)。
 では、まずコートジボアール戦から。
 立ち上がりから早いプレスでコートジボアールの連携を寸断、攻めては軽快なバスワークで終始、日本が主導権を握る展開。ところが、好機はつくるものの、最後の最後に決めきれず前半0-0。「まだ得点は入っていませんが、日本代表は終始、自分たちのサッカーを展開しています!!」と懸命に持ち上げるアナウンサー。
 「コートジボアールは後半、集中力が切れますから十分にチャンスがありますね」などと訳知り顔で借り物の言葉を並べる解説者に期待は膨らむものの、後半も攻めては好機を逃すという展開の日本。そうこうしているうちに、パスカットからカウンターを受けてジェルピーニョ、ドログバとつながれ、最後はカルーにシュートを決められ0-1。
 その後、予想通りコートジボアールの動きはぐっと落ちる中、次々に攻めてゴールを狙う日本。日本の攻撃が失敗する度に「高い身体能力!!」「思わぬところから足が出る!!」などと何十年も使い古されたアフリカ勢に対する描写を続けるアナウンサー。しかし、吉田がドログバを止めようとして獲られたファウルのセットプレー。一回目ははね返したものの、再度ゴール前に入れられた混戦からドログバに決められて0-2。
 その後、逃げ切ろうとするコートジボアールは明らかに時間稼ぎのプレーを連発。山口から香川に出てビッグチャンスと思われたプレーをMFティオテ(ホントに出るかな?)が犯則で阻止してイエロー。絶好の位置からのFKだったが、本田のキックはわずかにゴール上へ逸れて日本中がため息。
 2点のビハインドを追って激しく動きボールを回す日本に疲れて守勢一方のコートジボアール。そして終了間際、大久保の右サイドからの突破に対する犯則で得たFK。遠藤がキックしたボールに岡崎が飛び込んで1点をもぎ取る。「さあ!あと1点!」と攻勢をかける日本...だが無情にもアディショナルタイム3分が経過し悔しい1点差の敗戦....。
 とまぁ、熱烈なファンには「縁起でもないぞ!!」と怒られそうですが、こんなイメージが浮かんできてしまいます。