無気力試合じゃないんですか?

 昨日の五輪男子サッカー、せっかく深夜に見ていたのに、あまりのつまらなさに何度、寝そうになったことか....。DF陣はよくがんばっていましたが、攻撃陣のひ弱さはひどかったですね。見応えがあったのは大津くらい。あとは、まぁ「もういいよ」と言いたくなるレベル。

 クサビを受けられないトップ、ほとんどがバックバスて前を向けばミスのオンパレードのサイド、ペナルティ近辺でもドリブルで仕掛けないドリブラー、ミスバスの多いポランチ.....。だからスタメンになれないかだよ、と言ってしまえばそれまでですが。
 ともあれ、途中からは「負けなければいい」といった試合運びに見えました。引き分け以上で1位通過でしたからね。というか、あの攻撃では最初から勝てませんね、絶対。
 先日のなでしこも、どうやら「引き分け狙い」だったとのこと。途中で投入された川澄さんも「得点は狙わなくていい」と指示されたとか、トーナメントの組み合わせを考えての対策で、よくあることと言えばそれまでです。しかし、ものすご~くつまらない試合でしたね。

 男女サッカーの決勝トーナメント進出に少し複雑な思いを抱いていると、バドミントンのニュース。やはり決勝トーナメントの組み合わせを考えて、敢えて負けるような展開にしてしまったペアが失格処分になったとのこと。同じ国のペアが決勝前に当たらないように操作したことが、全力で臨むべき義務に反したとみなされたようです。
 あれ、それじゃサッカーはどうなるわけ? 「勝たなくてもいいよ」という試合展開は許されるの? このあたり、今後、物議をかもすでしょうね。何をして「全力」というのか? ボルトだった準決勝くらいまではラスト10mくらいは流して走るし.....。