普通に負けました

 先週末、解説を担当した試合でチェルシー、久々に快勝しました。下位が相手だったとはいえ、これで悪い連鎖が断ち切れるといいです。
 マンチェスターの2チームがつばぜり合いをしていますが、調子の良いスパーズと合わせて、アーセナルチェルシーのロンドン勢が絡まないと優勝争いは面白くない。もちろん、大健闘中の「北の雄」ニューカッスルも頑張ってほしい存在です。
 さて、どん底状態の我がチームは1-3で敗れて自力での残留が難しくなりました。今回の敗戦は、久々の「普通の敗戦」。つまり審判の誤審やアクシデントは関係ない単純な力負け。対戦が決まってから1ヶ月かけて対策を講じて練習してきましたが、通じませんでした。
 とはいえ、3失点の内容は、セットプレー、自陣でミスを献上、押せ押せでCKを獲得したもののミスキックをはね返されてカウンター、という内容。そう、今シーズンうんざりするほど何度も繰り返してきたのと同じパターン。まったく学習していないという証拠。
 遠路はるばる、下部組織の中学生たちが駆けつけてくれて、必至に応援してくれましたが、まったく「お手本」にならないような恥ずかしいプレーを見せてしまいました。これではトップチームへの憧れなど抱きようがありませんね。中学生のみなさん、ほんとうにすみませんでした。なさけないプレーにもかかわらず、熱い応援を続けてくれて本当にありがとう。
 上下のリーグの昇降格の関係で、残留の可能性はゼロではないようです。最終戦に勝てば一縷の望みは残されています。しかし、こんな低次元のことで一喜一憂していること自体、勝負者としては恥しいことです。

 私があと一週間で出来ることは....勝負の神様にお参りすることくらいですかね。人事を尽くして天命を待つ、という言葉がありますが、私たちの行動が本当に「人事を尽くした」と認められたなら、神様も武運を授けてくれることでしょう。もし結果がでなければ、それは何か足らざる事があったというお告げでしょう。1週間で急に特別な力が天から降ってくるわけではありません。全ては日々の積み重ねの結果として示されます。