留守電のお叱り

 先日、クラブの留守番電話に伝言が入っていました。電車内で港北FCとおぼしき少年たちのマナーが悪かったとのお叱りの言葉でした。
 これは一大事!!!クラブとして最も忌まわしいことと認識している事件が起きてしまった!!!。早速、担当コーチが留守電を入れてくれた方にお詫びと感謝の電話をいれると「ああ、それはもういいよ。謝ってもらったから」とのこと。誰が謝った??? コーチ陣の誰もがお詫びを入れた心当たりがないので???...。もしかしたら港北FCの子ではなく別のチームの子だった???ともあれ一件落着。
  とはいえ、これ、すごく大事な問題。
 サッカーが上手くてチームが強くても、人としてそれではね....という例はあちこちにあります。チームの勝ち負けを基準に学校でイジメをするケースは日常茶飯事。我がチームでも、プレーが上手くても生活態度が今ひとつ、というケースは、たまにあります。
 勉強でも同じ。偏差値が高くてもアウトなケースはそこかしこ。進学率の高さで高名な塾のカバンを背負った子たちが、電車内で傍若無人...というシーンは日常茶飯事。汁の入ったカップ面を手に電車内を走り回っているNマーク(笑)の子も見たことあります。あれでは有名私立中に入ったとしてもアウトですよね。
 今となってはわかりませんが、もし電車内のマナーが悪かった少年が港北FCの選手だったのなら、私たちは深く反省しなければなりません。また幸いそうでなかったとしても、今後、そのようなことが起きないよう十二分に気をつけなければなりません。何と言っても子は親の鏡、選手は指導者の鏡ですから。普段、やっていること、言っていることが、そのまま子どもたちの行動に反映されていくのですから。
 留守電を入れてくれた方、考えるきっかけを下さってありがとうございました。