悲しい予想的中

 日本の緒戦、私の予想は大当たりしてしまいました。2-0から1点返すという展開ではありませんでしたが、1-2というスコアは大当たり。トト買っていたらいくら儲かったかな?。あまり嬉しい儲けにはならなかったでしょうけど...。
 ともあれ、先日、上梓した「脱パスサッカー論」の中でも繰り返し強調しましたが「自分たちのサッカー」ができない時はどうするの...という私の指摘がそのまま表面化した試合だったと思います。「自分たちのサッカー」という一つの限られた方法しか追求しようとしないから、それがダメなら即、全滅になってしまう。そもそもW杯の全ての試合で終始「自分たちのサッカー」を貫けると思っていることが大間違い。あのスペインだって崩壊するのです。
 ギリシャ戦どうしたらいいでしょう。はい、とにかく自分たちの攻撃的なサッカーを貫いてほしいです!!。このコメントのオンパレード。緒戦コロンビアvsギリシャが引き分けという私の予想は大ハズレでコロンビア3-0の圧勝。あまり強くないぞギリシャ...というイメージがあるからでしょうか?。
 しかしギリシャ戦、「勝たねばならぬ」「攻撃的でなくてはならぬ」と攻めて攻めて攻めまくったら、見事にカウンターの餌食になりますよ。あるいはセットプレーで押し込まれて逃げられる。先日、予想したように1-1-とか0-0で終わるか、最悪、0-1、0-2でやられますよ。
 攻撃的にできないこと自体が罪なのではなく、相手が強力で守備的にならざるを得なかったら、その守備的な流れからどう打開するかという「引き出し」を持とうとせず、ただひたすら何かの一つ覚えのように「攻撃的」であることに固執するから行き詰まるのです。これも「脱バスサッカー論」で強調しています。
 あ、そうそう、早めに優勝予想をしておかねば。ある程度、成り行きが見えてから言うのは誰でもできますからね。はい、では予想します。優勝はアルゼンチンです。